ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

三郎丸 ブレンデッドモルト バッチ1 蒸留所限定

ラベル情報:

三郎丸蒸留所

ブレンデッドモルトウイスキー Batch.1

46%

 

香り:麦汁の甘み、重たいスモーキー。IPA樽を思わせるホップの苦み。メンソール。プラム。溶けたバニラアイス。ほんの僅かに潮のヒント。

味わい:麦汁の旨み、潮気、ホップ。トースティングされた樽の印象。メンソール、燻したプラム。焦げた煮干し。加水のニュアンス。薬品、植物の苦み。その苦みが甘やかさを伴って長く残る。

複雑味がある。ややべたりとした口当たり。

好み:★6 67

 

 

雑感:2022年8月5日から販売されたボトル。

先日、再び三郎丸蒸留所に見学へ行ってきました。

 

 

この日も見守ってくれていた三四郎さん。

 

以前は大きな穴が開いていたヶ所に、2個目の木製ウォッシュバックが設置されていました。

 

 

はじめて連休シーズンにいった為か、人の多さに驚いてしまいました。

家族連ればかりだった印象です。

 

少し気になったのは、

一番後ろを歩いていた自分には、ガイドさんの声が聞こえない所がままあったこと。

参加者が多く、蒸留所が稼働していたこともあり、仕方がないとは思うのですが、

初めて参加の方には残念だったろう と感じました。

 

そして毎度思うことですが。

2階の資料スペースでフリーの見学時間が欲しいですね。

何度か見学ツアーに参加していますが、資料を読めたことないです。(ガイドさんを無視してふらつくわけにいきませんし…)

 

企業規模を考えろ とか 見学できるだけで感謝しろ と言われると正しくその通りなのですが。

だからこそせっかくの機会を作って頂いているのに、もったいないと感じるのです。

 

 

先行して不満を挙げてしまいましたが、

トータルすると楽しかったです。

 

見学して蒸留所の空気を味わえたこともそうですし、

食事が良かった! ランチもデザートも美味佳肴。必須です。

 

家族や友達とシェアできたら、もっともっと味わえたなぁ

 

 

 

そして、本題に戻って今回のボトル。

売店にはハンドフィルもブレンダーズトライアルもなくなっていて、このボトルが並んでいました。

 

その中身は

グラスに注いだ瞬間にピンと気付く、蒸留所見学で試飲した麦汁と同じ香り。

その奥にあるのはホップ。これに連想されるのは過去のブレンダーズトライアル。

そして味わいの中にある焙煎香。その奥ゆかしさはトースティングされた樽を思わせます。

 

自分が体験してきた三郎丸蒸留所のひとつひとつが散りばめられているかのような1杯がそこにありました。

 

 

面白いです。

うん。購入して良かった。