ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カリラ 11年 ワットウイスキー

ラベル情報:

CAOL ILA

AGED 11 YEARS

58.2%

EXCLUSIVE FOR JAPAN

WATT WSHIKY

 

香り:潮気とピーティ、クランベリー。塩素。まろやかな甘み。シトラスも。

味わい:落ち着いたピート感と若めのアルコールが同居している。濡れた焚火、煙っぽさ。シトラス、ライムの爽やかさ。塩味、ベリー、焦げた木の枝の苦み。シダ植物。甘い塩味が舌に残る。

好み:★7 73

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:磯、スモーキー、灰、シロップ、レモンピール、オイル、ミント
味わい:オイリー、ピートスモーク、ソルト&ペッパー、レモンキャンディ、綿飴、ビターズ

 

※通販サイトより

 

反芻:合っているのではないでしょうか。香りのファーストアタックに潮気と煙が来て、味わいもレモンやライムの香酸柑橘系。

満足です。

 

 

雑感:はじめてのワットウイスキー

バックバーではちょくちょく見かけていたのですが、今回初めて手を伸ばしました。

 

中身はスペックから予想される範囲内で美味しいモルト

稚拙な褒めてないような表現になってしまいましたが、ポジティブな印象を持っています。

 

調べてから驚いたのは、このボトル 1万円で買えるんですね。

 

まさに、『良質なボトルを、手の届く適正価格で』というワットウイスキーのブランドコンセプトに相応しいボトル。

買って後悔するものではないと思います。

 

 

というか、このボトルを買って楽しめる人と友達でありたい。

高過ぎず安過ぎず。

美味しんぼのとんかつの例えのように、ちょうどいいくらいなものを楽しめるボトル。

そんなことを感じました。

 

 

 

微加水すると煙草。暴れる印象。

そちらも良いのですが、自分はストレートが好きです。

 

 

 

 

追記(22/01/21):

 

ハイボールで頂きました。

 

殊の外良いですw

 

微加水したら暴れた個性が、ハイボールになるとアタックの気持ち良さとなって働いています。

荒々しさを感じながらごくごく喉を通したくなる感じ。

 

スモーキーで、カツンとくるハイボールが欲しい時にはこれ一択とすら思えました。

 

 

オススメです。

 

 

 

 

追記(22/07/01):

 

 

香り:スタートは潮気、波飛沫、ピーティな香り。その後からベーコン。シトラス。塩素。糊のような口当たり、甘み。

味わい:ピーティにソルティ。シトラス系の爽やかさ。でも同時にべたりとした甘み、塩飴のよう。焦げたベーコン、その旨味と苦み。塩胡椒、オークスパイスをひと摘み。シダ植物を仄かに。それら全ての隣にゆっくりとした甘みが控えてる。

ソルティ、ピーティ、ミーティ、でも確かに甘い。

好み:★7 76

 

 

雑感:やはりミーティ。

美味しいカリラです。

 

自分の頭の中には、カリラにミーティなイメージはカテゴリーされていないのですが、

振り返ってみると、感じられたボトルも多々あって。

 

思い込みで決めつけていないで、更新していかないといけません。

 

 

 

また、驚いたのは、微加水した際の変化。

 

以前は、暴れるようにバランスが崩れた印象だったのですが、

今回やってみたところ、とても美味しく感じられました。

 

塩味が薄れ、煙がこなれてオレンジがしっかりと味わえるようになって。

 

 

驚きました。

開封からの経年で味わいが開くことは、加水した際にも影響があるのですね。(当たり前かな?)

 

 

一度ダメだったとしても、次回チャレンジしたら違っていることってありますよね。

決めつけていたらもったいない。

更新の大切さ。

 

良い経験になりました。