ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ブナハーブン アバイン・アライグ アイラフェス2022

ラベル情報:

Bunnahabhain

Feis Ile 2002 ABHAINN ARAIG

in small octave casks that once held sublime Pedro Ximenez sherry. Expertly married with Oloroso and Bourbon matured Bunnahabhains, ※裏ラベルより

50.8%

 

香り:薄くベリー系の甘み、甘酸っぱさ。シェリー樽の癖を感じる。薬草ちっく。

味わい:甘み豊か、フルーツ缶詰のシロップを燻したよう。ハーブ調、のど飴。芝生の風。チャーされた樽の焦げ感。

好み:★7 74

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

the result is beautifully balanced flavours of milk chocolate, raisins and raspberries, giving way to balsamic vinegar and honeyed macadamias and deep toffee finish with spicy cinnamon burst.

(ミルクチョコレート、レーズン、ラズベリーの美しくバランスのとれた風味が、バルサミコ酢と蜂蜜漬けのマカダミア、そしてスパイシーなシナモンのはじける深いタフィーのフィニッシュへと続いていきます)

 

※裏ラベルより

 

反芻:おおよそ合っていると思います。ベリー系のフルーツ、酸味と甘み。

次飲める機会があったら、フィニッシュの “深いタフィー” を探してみたいです。

 

 

雑感:2022年アイラフェスボトル 6本目

反芻の項で挙げた酸味と甘みは勿論なのですが、自分は薬草やのど飴が印象的に感じました。

インパクトはないけど面白い味 というのが自分の正直な感想。

マニア受けしそう とも(笑)

 

気の置けない友達の感想を聞きたくなるボトルです。

 

美味しい!とはならないと思うのですが、不思議に惹かれるものがあり

他の人がどう感じるのか知りたくなりました。

 

 

ちなみに、ABHAINN ARAIG とは Araig River のゲール語表記が由来とのこと。

 

 

 

これでアイラフェス2022シリーズは一旦お終い。

 

自分の中で一番印象的だったのはカリラでしょうか。

やはりひと嗅ぎめの驚きは忘れられません。

 

驚きのカリラ

安定のラフロイグラガヴーリン

品質のボウモア、キルホーマン

不思議なブナハーブン

 

自分はそんな印章を持ちました。

 

 

 

一通り飲めたことは得難い機会。間に合って良かった。

ありがとうございました。