ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

クライゲラヒ 21年 スペイサイドフェス2021

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ラベル情報:

CRAIGELLACHIE

AGE: 21 years

BOTTLING DATE: 24.04.21

CASK FINISH: Refill sherry butt

CASK NO.: #5009

LENGTH OF FINISH: 6 yesrs

55.7%

DOUBULE CASK - LIMITED EDITION

SPIRIT OF SPEYSIDE

 

香り:ぬくいフルーツ感、焦げた木の香り、焼き砂。煙草。シナモン、林檎。スウィーティー。乾いた焦げ感、牧草。

味わい:ラム酒、紅茶。赤い果実、林檎ジャム、蜜柑の皮。樽の渋み。余韻は短い。

好み:★8 82

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

NOTES: Syrupy pineapple and ripe banana is balanced beautifully with subtle cinnamon and grated chocolate.

(シロップ漬けのパイナップルと熟したバナナに、仄かなシナモンと削ったチョコレートが見事に調和しています)

 

※ラベルより

 

反芻:おおよそ合っているのではないでしょうか。フルーツの方向が少し違うかな? “熟したバナナ” は挙げられませんでしたが、自分の感じた ぬくいフルーツ感 がそれかなとも考えています。

 

 

雑感:やっぱりゲラヒは20年超!

美味しいです。

フルーツ感が豊か、ジューシー。

 

ラフロイグ等のアイラモルトが、熟成20年後半からピート香がトロピカルフルーツのジューシーさに変化していくように

クライゲラヒの硫黄香も、20数年でフルーツ香に変化していくのでしょうか。

詳しい方の話を聞きたいなぁ

 

 

もっと早い時期に気付きたかったですね。市場に存在するうちに

これからどれだけ経験できるのかな…

 

ちょっと寂しさを覚えつつ、

機会があったら逃さないように心に留めておきます。

 

 

 

 

追記(23/06/25):

 

まだ残っていたとは!

 

香り:煮詰めたフルーツの甘み、軽やかな樽香。甘草。柑橘系。林檎とシナモン。煙草も。

味わい:蜜っぽさ。林檎、洋梨、シナモン。甘い渋み。籾殻。微かな煙草。

好み:★8 83

 

 

反芻:過去の自分の スウィーティー にも納得しました。良く思いついたな。偉い!笑

そして、熱をいれたフルーツの感じがやはり好いです。

 

20年超のクライゲラヒ、やはり1本欲しくなります。

 

 

微加水するとシナモン。焼き林檎。餡子。

ともすればバランスが崩れそうな気配はありますが、とても良いです。

加水は本当に少しずづですね。

 

 

そして、空けたグラスからは軽やかな甘さと焼き林檎が同居。

異なる特徴の2種の香り。

不思議な感じ。

 

 

流石はフェスボトルです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

追記(23/09/18):

 

 

香り:暖かくフルーティ。土の香り。焼き林檎、シナモン。メンソール。爽やかな甘さ。

始まりはこってりと感じたが、メンソールもあって後半は爽やかに。

味わい:暖かいシェリー樽のテクスチャー。、ベリーや煙草、カカオ、渋みとミント。キレの良い後味。モルティ、コクを感じる。籾殻。林檎の皮、カレースパイス。お粥。

コクがあるのにドライな印象。

好み:★7 77

 

 

雑感:オフィシャボトルの23年ものが飲んでみたいです。

どこか、置いてあるバーはないものでしょうか。

 

オフィシャルボトルの再長熟ってなかなか出逢えませんよね。

ラバーは一期一会なボトラーズボトルに目がいってしまいますし、

そうでない方には、金額的に注文も多くないでしょうし。

 

 

自分で購入すれば良いのですけどね。。

 

いかんせん高いです。

買って後悔することはないと分かっていても、

 

高いものは高いのです…(涙)