ラベル情報:
ARDMORE
23 YEARS OLD
DISTILLED OCTOBER 1997
BOTTLED JULY 2021
HOGSHEAD - CASK # 901310
52.5%
SINGLE CASK NATION
香り:ミネラリー、煤。葡萄の搾り汁。プラムや青林檎。薬品香。微かにラベンダー。
味わい:灰、消えかけの焚火、野苺や葡萄、ライムのアクセント。燻したファイバーパイナップル。潮気。薬品香。心地良いピートの渋みのなかに林檎の花が顔を覗かせる。
ミネラリーなニュアンスがふわっと拡がり、その真ん中にフルーツが置いてある。
好み:★7 77
【オフィシャルのテイスティングコメント】
SUMMER IN A BOTTLE. BRIGHT, FRUITY, JUICY, YET FLORAL WITH CAMPFIRES WAY IN THE DISTANCE...
(夏のボトル。明るくフルーティーでジューシー、そしてフローラル。遠くに見えるキャンプファイヤーの香りと共に)
IF YOU'RE LOOKING TO EXTEND THAT SUMMER FEELING THEN LOOK NO FURTHER THAN THIS ARDMORE.
(この夏をもっと楽しみたいのなら、このアードモアはいかがでしょう)
FLORAL 5
SWEET 4
RICH 5
NUTTY 1
SPICY 4
EARTHY 5
SMOKY 2
DAKY 5
※ラベルより
反芻:“明るくフルーティでジューシー” は正にその通りと感じました。“夏” のイメージは高原の夏かなぁ。また、“フローラル” と挙げられていたのにはほっとしました。あるよね?となりながら自分のノートを書いたので。
フルーツはしっかりと感じさせますが、爽やかな印象のボトルです。
SMOKY が 2 となっているのが意外でした。あとこの区分だと、ソルティってドコに割り当てられるんでしょう?
雑感:灰の中でも爽やかなフルーツ感。
買って良かった当たりのボトル。
美味しいです。
スペックの近い 摩幌美 Friends と飲み比べしてみても、開けたてなのに負けてない。
Friends は灰の中にも低い音のフルーツ感が潜んでいて。
カスクネーションは灰の中でも爽やかなフルーツの印象が浮かんでいる。
そんなイメージ。
どちらが好きかはその時のテンションによって変わるなぁと
ただ、この飲み比べは無限に重ねられますね。
同じだけど違う、違うけど同じ、その感じが面白くて
写真からだいぶ減ってしまいました(汗
このカスクネーション。
以前に挙げました 27年 1990 GM に感じたトロピカルフルーツのニュアンスを感じられるところもあり、
この先、開いてくるのが非常に楽しみです。
その将来性も含めて、
自分が手に入れられるボトルとして出逢えて幸運でした。
(よろしければ)