ラベル情報:
CLYNELISH
FOUR CORNERES of SCOTLAND COLLECTION
AGED 16 YEARS
49.3%
香り:グラッシー、洋梨。明るいイメージ。白い花。
味わい:ワクシー、洋梨のコンポート。砂糖、モルティ。フラワリー。甘栗、その渋みも。
好み:★7 73
【オフィシャルのテイスティングノート】
Nose: A rich, smooth yet understated malt with quiet authority, this waxy Clynelish from selected American Oak hogsheads has a mild nose with waxy top notes of a well-rubbed waxed cotton jacket and a trace of snuffed candle in the development, on a moorland base.
(香り:豊かでなめらかでありながら、静かな威厳を持つ。厳選されたアメリカンオークのホグスヘッド由来のワクシーなクライヌリッシュ。湿地の香りをベースに、よく擦れたワックスのかかったコットンジャケット、消えたろうそくのようなワクシーで穏やかな香り)
Palate: The texture is silky-smooth, and the taste is sweet, its honeyed richness balanced by a delicious tropical fruit acidity.(味わい:絹のように滑らかなテクスチャーで、甘く、蜂蜜のようなコクとトロピカルフルーツのような酸味が絶妙なバランス)
Finish: Some gingery warmth lingers in the medium length, lightly drying finish.(フィニッシュ:ジンジャーのような温かみがあり、中程度の長さに軽くドライな余韻が続く)
反芻:いよいよ表現が詩的になってきました汗。そんな表現の差は段違いですが、大よその傾向は捉えられているように感じます。フルーツの酸味は感じられたけど、トロピカルフルーツだったかな?等の小さくも大きい差異はありますが。
ついでに、今回から ボディ の項目がなくなりました。自分としてはボディと味わいを分けている意図が掴めていなかったので(恥ずかしい話ですが)、分かりやすくなりありがたい変化でした。
雑感:スタンダードボトルと同じ系統の味わいながらも
やや硬い印象を受けました。
それも酒質というよりも、加水のバランスのような…(ただ、3%程度しか違っていないのですよね)
この印象は先の2本、カーデュとキンチーにも感じていて。
硬いというかドライというか、淡麗と表現しても良いような全体の印象。
4コーナーズシリーズの仕上がりの特徴なのかな。
自分はそう感じました。
こうなると俄然、ラスト1本のカリラに興味が湧いてきます。
カリラの湿度ある味わいをどのように仕上げるのでしょうか。
カリラはまだ発売はされていない様子。(The Four Corners of Scotland Whisky Collection | Malts.com)
その日を楽しみに待ちたいと思います。
微加水するとジューシーに膨らんでとても旨いです。
シリーズものとして特別枠で販売するのも理解できるような。
自分はストレートよりもこちらをオススメします。