ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンファークラス 34年 1968

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ラベル情報:

GLENFARCLAS

Sherry Cask Vintage Selection

DISTILLED: 7th February 1968

BOTTLED: 8th January 2003

CASK NO. 686 & 687

54.1%

 

香り:柔らかく綺麗なシェリー樽の香り。オールドモルトのニュアンス。微かなヒネ香。オレンジの皮、煮詰めた苺。落ち着いているのに明るいイメージ。

味わい:薄い苺。グアバ、メロンも。微かにミント。オールドモルトの甘みが優しく。まっすぐの樽香。微かに乾いた煙。上品で妖艶。

好み:★8 87

 

 

雑感:前回のフープを味わったので、60年代蒸留の1本を

似ているニュアンス、目指しているものを体感できました。

 

圧殺系ではないが、主張がハッキリして芯のある樽感。

そのシェリー樽だけに頼らない、原酒のフルーツフレーバー(青いフルーツが熟したような…)。

なるほど という感じ。

正解かは分かりませんが(苦笑)

 

 

 

 

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本当に貴重な経験。

 

蒸留所の方向として、この味わいを目指していて

前回のフープのようなボトルが世に出てきているなら、こんなに幸せなことはないですね。

未来は明るい。

 

 

00年代や10年代蒸留のハイプルーフものを見かけたら、1本購入するよう留めておきたいと思います。

 

その時自分はどんな感想を持つのでしょうか

楽しみです。