ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

響 12年

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ラベル情報:

12 Years Old

43%

原材料 モルト、グレーン

 

香り:華やかな樽香、モルティ。柑橘系、パイナップルの芯。餡子。ラベンダーも。

味わい:杏、蜜柑の白皮。デーツ。グラッシー。とろける蜂蜜。柿。甘酸っぱい。ミント。多層的。短いが濃い樽の香り、ウッディさが程よく咥内を締めてくれる。

好み:★7 75

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

プラムやラズベリー、蜂蜜などを思わせる芳香が甘く華やかなハーモニーを奏で、口いっぱいに豊かなコクがやわらかく広がります。梅酒貯蔵樽で熟成したモルト原酒や30年超貯蔵の希少な原酒を隠し味に効かせた〈響12年〉は、日本の風土と日本人の感性にして初めて創り得る一品として世界の注目を集めています。

 

※裏ラベルより

 

反芻:単純なもので、“梅酒貯蔵樽で熟成したモルト” と呼んだ途端に、それらしさが浮かんできます。自分が感じた 杏 や 甘酸っぱさ がそこに由来するのかな。

 

 

雑感:やっぱり響が好きです。

美味しい。

飲んでいて、山崎と共通する甘みを感じました。

咥内の奥に流れた瞬間に感じるまったりとした甘みは、山崎のそれとはっきりと分かります。

 

でもそれだけではなくて、

爽やかな風味と、フィニッシュにかけて浮かんでくる樽感、ウッディなニュアンスが心地よいです。

ひと口の中の変化。

甘いだけではない、余韻をを愉しませてくれます。

 

 

ブレンド技術の粋、愉しませて頂きました。

やっぱり響が好きです。