ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンエルギン 12年 2007 エリクサーディスティラーズ ウイスキートレイル:スコテッシュレイル

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ラベル情報:

GLEN ELGIN

AGED 12 YEARS

DISTILLED 28.06.2007

BOTTLED 06.01.2020

HOGSHEAD #801512

57.5%

The WHISKY TRAIL

ELIXIR DISTILLERS

 

 

香り:林檎の皮、デーツ。ミント、バニラアイス、爽やか。どこかミーティ。

味わい:蜜柑の皮、蜂蜜、シロップ、炭酸っぽさ、三ツ矢サイダー。シナモンも。

好み:★7 73

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りはバニラマシュマロ、フルーツグミ、ココナッツ、ほのかに若葉のアクセント。

味わいはアプリコットジャムを塗ったスポンジケーキ、黄桃、熟したメロンにハチミツやシロップの甘味が加わり、

フィニッシュにシナモン、バナナケーキ、トーストしたオークが広がります。

温かみのある柔らかい甘さが特徴のグレンエルギンらしい1本です。

 

※通販サイトより

 

反芻:全然違ってる…。 “アプリコットジャム” が自分の挙げた 蜜柑の皮とシロップと共通している気がしますが。でもそこだけ。

香りのニュアンスに共通項がありませんね。とくにオフィシャルの “ほのかに若葉のアクセント” と自分の どこかミーティ とのギャップが大きすぎてもう(大汗

 

 

反芻:浮かんだニュアンスには素直に

炭酸 と記載した時に、 スパイス とするべきなのかなと少し悩みました。

ですが自分は 炭酸 と感じたので。

おそらく、先に感じたシロップのニュアンスと関連性がありそうな気はしています。

 

これ!という大きなものはないのですが、素直に美味しいボトルでした。

 

 

 

グレンエルギン蒸留所では、木製のワームタブが使われています。

オフィシャルラベルやスタッフTシャツのマークになったり、蒸留所の誇りのひとつ。

 

また同じく蒸留所を象徴するのものがイワツバメ

クライヌリッシュにおける山猫のように。

 

 

決まったモチーフがあると、ボトルの名前を読まなくても察することができて

知った気になれるから好きです(笑)

 

 

 

 

追記(23/07/22):

 

 

香り:爽やかな柑橘系、炭酸を感じるほど。モルトの甘み。オレンジの皮。ハッカ。ゆったりとしたバニラ。

味わい:軽やかな香りに反して粘度のある甘み。オレンジソース、バニラ、ミント。多様に甘い。モルトの甘みと苦味。籾殻。メンソールが浮かび上がるフィニッシュ。

好み:★7 79

 

 

雑感:12年とは思えない。

とても良くなっていました。

瓶底ということで開いてきたのでしょうか。

思わぬ驚きでした。

 

この違いを感じられるのは、地方のバーならではの贅沢かもしれませんね。

 

 

 

エリクサーディスティラーズ、ちょくちょく見かけるボトルですが、

外れた記憶がありません。

 

少し調べたら、価格もいい範囲ですし。

 

1本抱いてじっくり愉しむ贅沢を貰えるボトラーズなのではと思わされました。