ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

キングスランサム ラウンド・ザ・ワールド 70年代流通

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ラベル情報:

King's Ransam

"ROUND THE WORLD"

GLENFORES GLENLIVET DISTILLERY

43%

 

香り:埃っぽさ、ドライオレンジ。ヨーグルトキャンディ。ベリー系の甘み。

味わい:上品な味わい。葡萄、フルーツティー。辛味も。木の甘みと渋み。フィニッシュはフローラル。

好み:★8 83

 

 

雑感:旨いです。

ストレートで愉しめる、往年のブレンデッドウイスキー

まったりと時間を愉しめるような。

 

現行品でそんな1本に出逢えたら幸せなのですが。

 

 

記憶に新しいところで浮かんでくるのはブラックニッカのナイトクルーズ。

あれは良かったです。

旨かった。

通常ラインナップにあったら常備したいボトルでした。

 

 

 

 

ところでこのボトル

フィニッシュにかけて、自分はフローラルに感じました。

パフューミーとは感じませんでした。

 

ですが帰宅してから手元にある50年代流通ボトルを飲んでみたところ、こちらはパフュームを感じられて。

(年代的にはそう評されるものはないハズなのですが)

 

 

甘みのニュアンスの違いなのかなぁ

50年代の方がこってりしているので、フローラルより濃くパフュームとして感じているのかも。

 

自分がなにを感じているのか頭で考えるのは難しくも面白いですね。

 

 

 

ただせっかくのウイスキー

そこだけに集中してしまうと、愉しむ気持ちを見失ってしまいそうなので程々にしておきます。

 

旨いなぁ と全体を愉しむことを忘れてはいけません。

 

 

 

 

(よろしければ)