ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

アードモア 21年 1997 アートワーク

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ラベル情報:

ARDMORE

AGED 21 YEARS

DISTILLED 1997

BOTTLED 2018

MATURED IN A HOGSHEAD

51.6%

THE AULD ALLIANCE

THREE RIVERS

 

香り:軽いピート感。わかめ。洋梨、キウイ。

味わい:土の香り、砂、黄色いフルーツ、甘いレモン。煙草。まったりとした甘み、麦汁のイメージ。

好み:★8 81

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:グレープフルーツのわた、シャープなスモーク、フルーツティー、海苔の佃煮

味わい:エキゾチックフルーツ、ホットでドライなスモーク、レモングラス、フィニッシュは香ばしいスモーク&クローブビターが長く続く

 

※通販サイトより

 

反芻:“シャープなスモーク” と 軽いピート感、“海苔の佃煮” と わかめ。微妙な表現の違いが面白いです。

フィニッシュにかけての部分も、そこまでズレてはいないと感じています。自分はまったりと甘く感じたのですが、それは煙も含めてのところでしたので。甘い煙という感じ。でもビターだったかな…?

 

 

雑感:アードモアがまた面白くなってきました。

重厚なスモーキーさも大好きですが、これくらいのニュアンスも良いですね。

フルーツ感も南国のそれと違う黄色や青っぽいイメージ。

それらがバランス良く整っていて

結構好きです。

 

 

過去の自分のノートを比べていると、アードモアの特徴として上記のニュアンスが共通していると感じました。

自分が好きなアードモアはこの辺のバランスの良さにありそうです。

 

また同時に感じたのは、熟成年数が増えるとその分好みになるわけではないということ。そして、スモーキーさが軽すぎると自分の好みから外れていくこと。

 

 

まだまだスペックで好きそうかどうかを判断するのは難しそうです。

 

今回感じたことを意識して次の1本を愉しんでみたいと思います。

 

 

 

 

追記(23/06/11):

印象的なボトルに別の場所で再会出来ました。

 

 

香り:ジューシー。トロピカルフルーツ、グアバやパイナップル。水飴。潮気。洋梨。金属片、薬品香がふわりと。

トロピカルフルーツが迎えてくれる。それが過ぎるとらしさあるミネラル感が。

味わい:モルティ。麦芽の旨み、籾殻、塩味。爽やかにフルーティ、黄色いフルーツ、蜂蜜レモン。煙草、スパイシーにスモーキー。アルミ箔も。

トロピカルな甘みがじっくり。アードモアらしい味わい味わいを包み込んでいる。

好み:★8 84

 

反芻:前回の自分のノートから、随分と量がかわっています(苦笑)。でも、大よその方向は合っていると感じられるのですが、いかがでしょうか。

違うのは、フルーツの感じ。以前はそれとは違うと思っていたトロピカルなニュアンスが感じられました。その日ごとの感覚の違いとは思いますが、次回にどう感じるのかきになります。

 

 

雑感:バックバーから呼んでくれました。

別の方が頼んだボトルを取り出したその奥から、このロボット犬くんが「お~い!」と。

 

もうすぐにお願いしてしまいましたね(笑)

 

 

キルホーマンやコニチョのように、一切同じボトルが林立しているバックバーは大好きなのですが、

一目見て分かるラベルもありがたいです。

 

とくにこのボトルは、センスも良いですしね。

可愛げとオシャレのバランスが素敵ですw

 

もちろんその中身も!

スモーキーもフルーツも、上質。そしてなによりバランスが良い。

 

 

自分が惹かれるアードモアの1本です。