ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

クライゲラヒ 23年 1989 SMWS 44.56

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ラベル情報:

SOCIETY SINGLE CASK No. 44.56

Sweet and sour creative tension

AGED 23 YEARS

DATE DISTILLED 9TH OCT 1989

CASK REFILL HOGSHEAD / EX BOURBON

51.8%

THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY

 

香り:微かな樹液感。過熟したフルーツ、林檎、パッションフルーツ。デーツ。スパイスと煤。

味わい:樹液、南国フルーツ。バナナ、ミックスジュース。温かみを感じる牧草、シナモン。樽香が心地よく。

好み:★8 86

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Sweet and sour creative tension

(甘酸っぱい創造的緊張)

The nose bursts with honey and vanilla-also barbecued ribs, lemon, wood-sap, grass, leather-bound books and sweet pipe tobacco.

(ハチミツとバニラの香りに加え、リブ肉のバーベキュー、レモン、樹液、芝生、革装の本、そして甘いパイプタバコの香りが広がる)

The palate intertwines chocolate muffins, creme brulee, and toffee with stewed fruits, Haribo sours, orange and blueberry; all framed in pleasant wood.

(味わいはチョコレートマフィン、クレームブリュレ、トフィーと煮込んだフルーツ、ハリボサワー、オレンジ、ブルーベリー。それら全てが絡み合い、心地よい木の香りに包まれている)

 

※ラベルより

 

反芻:結構合っているのではないでしょうか。特に “樹液” が一緒だったのが嬉しいです。これは樹液かなとすぐに浮かんできましたので。

で、“創造的緊張” ってなんでしょう?慣用句??翻訳ミス??

 

 

雑感:クライゲラヒを見直しました。

クライゲラヒ、オフィシャル 13年 を初めて飲んだ時に硫黄香にやられてしまいまして。

そのファーストインパクトから以降、進んで飲むことはなかったのです。

 

ですので今回、このボトルには驚かされました。

怖いもの見たさで頼んでみたのに僥倖でした。

 

その場でネット検索して、1本購入してしまったくらいw ※同じボトルではありませんが

 

 

 

もちろん他にも美味しいボトルは沢山ありますし、苦手と感じたところにわざわざ触れに行く必要もないといえばないのですが、

そこには新しい出逢いが秘めていることもありますね。

 

 

次に飲むゲラヒも美味しかったらいいなぁ