ラベル情報:
宮城峡
45%
香り:甘い香り、そして乾いた草の印象。ベリー系、すりおろした林檎、オレンジの皮、砂糖、ミント、三ツ矢サイダー。枯草や土の香り。
味わい:甘く、香ばしさが仄かに柔らかく。オレンジキャンディ、洋梨、ミント。木の渋みが微かに。
好み:★6 69
【オフィシャルのテイスティングコメント】
りんごや洋梨を思わせる甘く華やかな香りと樽由来のやわらかなバニラ香が調和。
ドライフルーツのようなスイートさとなめらかな口当たり。
モルトの甘みと樽香が優しく拡がるやわらかな余韻が特徴です。
※裏ラベルより
反芻:香ばしさ のニュアンスが挙げられていないんですね。ギャップもあってか自分は印象的に感じたのですが。“樽香” がそれなのかな?
全体的に柔らかく優しいモルトです。
雑感:尖ったところがなくても
宮城峡 2000's との飲み比べは、好みの付け方が難しいです。
2000's は度数もあり、味わいがハッキリとしています。ただ、飲み疲れる印象も。
スタンダード NA はというと柔らかい。そしてバランスが良い。
ウイスキーラバーに好まれるのは個性的な 2000's だと思います。
ですがこの系統なら、スコッチのエイジングものにもっと良いものがあるとも思えてしまって。。
逆に スタンダードの方は、他に同じようなものがないとも思うのです。
柔らかく甘いバランスの良い加水のボトル。
どちらかのボトルをあげるよと言われたら、自分はスタンダードを選びそうです。
久々に飲んだ 宮城峡 NA は香ばしさが印象的でした。
また同じく久々だった 余市 NA もフルーティで美味しくて。
改めての発見。
このボトルにはこういうニュアンスがあるハズ とそれを探しにいくようなテイスティングにならなかったのは良かったです。