ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

宮城峡 フルーティ&リッチ 蒸留所限定

f:id:BOXBOXBOX:20210806220625j:plain

ラベル情報:

宮城峡

FRUITY & RICH

55%

宮城峡蒸留所限定

 

香り:オレンジピール、キウイ。マスカット。メロウ。フルーツキャンディ。若い木の香り。ハニーティー。ハッカ。奥の方に炊き立ての白米も。

味わい:オレンジティー、蜂蜜。薄めたトロピカルジュース。とろっとしている。芝生、ウッディ、その苦みが優しく。糊、メンソール。シロップの印象。

好み:★6 62

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:華やかで濃厚なメロンやバナナ、桃を思わせる豊かな果実香

味わい:スムーズでリッチ。甘酸っぱさとほのかなほろ苦さ

余韻:甘美な余韻と少しビターな後味

 

※資料より

 

反芻:“甘酸っぱさとほのかなほろ苦さ” はその通り!となりました。香りの方は微妙にズレてますね。自分が感じたのは硬い印象。開くと変わってきたかな。でも自分がイメージするバナナや桃とは違う、もっと明るいイメージの香りです。

 

 

雑感:リッチとは重厚の意(大略)

華やか を連想してしまいますが違うみたいです。

 

ワインだと しっかり・力強い・見事な 等の意味があり、そちらが由来なのでしょう。

 

 

 

さてボトルの中身の話。

オイリーとまでは言いませんが、とろっとした舌触りです。

蜜柑の缶詰のシロップの粘度を高めたような。。

 

これが リッチ なのかな。

 

 

売店でもらった資料によると、発酵工程による作り分けがなされているそうです。

フルーティな香りを生み出す酵母を使用。発酵液(もろみ)において、既に果実のような香りを持っている。

とのこと。

 

 

 

フロムザバレルが頭に浮かびましたが、飲み比べてみるとあちらはアメリカンのニュアンスが強いかなぁ

(フロムザバレルの記事を見返してみたら、自分でリッチって書いてました)

 

 

秋から冬にかけて美味しいボトルだと思います。