ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

白州 ピーテッドモルト 2021エディション

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ラベル情報:

白州

PEATED MALT

2021 EDITION

“Tsukuriwake” Selection

48%

 

香り:灰、消えかけの焚火。樹液のニュアンス、ダークラムのようなコク。洋梨、青林檎。針葉樹やすだち、爽やかな酸味と仄かな甘み。フィニッシュに向けて燃えた紙のそれ。

味わい:濡れた森、焚火の跡。すだち、または焼肉とレモン。塩のアクセントとまっすぐな樽香。煙草、機械油、工場の空気。煮干しや煤も。

ややべとりと舌に残る感覚。

好み:★7 77

 

 

雑感:久々の白州エディション。

昨年の山崎5種から、今年は白州です。(山崎は今年も1種発売されるみたいですが)

幸いにも味わう機会に恵まれました。

 

白州の爽やかさを残したまま 肉っぽさを感じるピートが重ねられ、とても良いものになっていると思います。

塩のニュアンスを拾ったことも新鮮でした。

 

ハイボールよりロックが合うような印象です。(試せていませんが…)

 

 

 

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山崎 2020 Editon も

 

個人的に好きなのは、ピーテッド。

山崎として美味しいのは、パッチョン。

オリジナリティという点では、やはりミズナラが抜けている。

そんな印象でした。

 

スパニッシュオークとボルドーワインカスクは、美味しいけれど

スコッチに同系統のもっと良いものを知ってると。

正直な話。

 

 

 

 

この先の白州も山崎も手元に迎えられなくても仕方がないので、広くバーに配布してくれたら嬉しいですね。

味あわなければ感想も言えませんし。

 

良い経験をさせて頂きました。