ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ベンロマック 40年

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ラベル情報:

Benromach

40 YEARS OLD

43%

麻屋商店

 

香り:マーマレードと湿布薬。砂糖水。溜まった落ち葉。

味わい:ドライ。薄めた蜂蜜とオレンジクリーム。シェービングフォーム。白胡椒。若木の香り。

好み:★6 65

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

A smooth SPEYSIDER WITH HINTS OF PEPPER AND SEVILLE ORANGE, SUBTLE LIQUORICE FLAVOURS AND A SPICY, long-lasting finish.

(滑らかなスペイサイドモルト、胡椒とセビルオレンジのヒント、亜麻仁油とスパイシーな味わい、長い余韻)

 

※裏ラベルより

 

反芻:“セルビンオレンジ” とはマーマレードジャムようの品種のようです。そのまま食べるととても酸っぱい品種。たしかに酸味を感じました。“スパイシー” でもあると思います。

確かにコメントの通り、甘みより酸味やスパイスがメインにいるモルトだと感じます。

 

 

雑感:裏ラベルの裏側に蒸留所が描かれるボトル。

オシャレですよね。

飲んでいって気付いたら嬉しいだろうなぁ と。

 

 

2019年ボトリングとのことですので、おそらく70年代後半の原酒です。

物足りないかな。正直な話ですが。

 

先の ポートエレン 26年 1982 でも感じたのですが、

小分けしてから時間が経ち過ぎている可能性が頭をよぎりました。

 

 

 

ベンロマックというと、ニューラベルの評判がすこぶる良いボトルですよね。

中身はもちろんですが、見たら蒸留所が連想されるレタリングやデザインは素晴らしいと思います。

 

その最たる例はブルックラディ(クラシック) でしょう。

デパ地下の一角に設置されたパネル や ネット上のサムネだけでそれと分かるのが凄いです。