ラベル情報:
LINKWOOD
Aged 11 years
Distilled: 19.10.2009
Bottled : 21.10.2020
Barrel
60.5%
秩父令和商会
香り:やや若い印象、塩素。シトラス、スイカの皮、乾いた木材の香り。煤や金属片が浮かぶ。
味わい:煤、火薬、金属片。少しの青林檎、シトラス。シダ。どこかフローラル、パフューミーとも受け取れるそれ。余韻には煤、長く残る。
好み:★6 65
【オフィシャルのテイスティングコメント】
おはようございます😃
— 秩父令和商会🥃お酒が飲めるお土産屋 (@chichibureiwa) 2020年12月25日
昨晩のテイスティング結果
令和リンクウッド
ややニューポッティ
ピートあり
モルトの甘味
クリーミー
インパクトの強い要素は少ないが細かい要素多くて探すと楽しい
加水すると青リンゴ出てくる
がっつりとは言わないが、多少のニューポッティ耐性があると要素拾えて楽しい。
反芻:合ってると思います。“ややニューポッティ” は本当にそれ。“やや” なのです。必ずしもマイナスの要素というわけではなく。個性の範囲という印象。
そして、苦みや弱い甘み、花、存在は感じます。けれどどれも慎ましい。
口内が慣れてくると色々なニュアンスが拾えるようになる。
そんな印象のモルトです。
雑感:両ボトルの飲み比べ。
比べてみて、リンクウッドの旗を揚げる方はレアだと思います。
味わいも仕上がりも、アラヒーはしっかりとしています。
ただ、リンクウッドの質が悪いのかと言うと全くそんなことはなくて。
この2本は楽しみ方が違うのかな と感じました。
個性というより方向性が違う2本。
グレンアラヒーは整ってる。美味しい。落ち着いた基調のまっすぐ伸びる廊下を歩くよう。
リンクウッドは探すのが愉しい。川辺の葦の中を探検するような。楽しめる人は楽しいし、苦手な人はそこに踏み込むのも苦手、そんなイメージ。
どちらが宝物に出逢えるかはその人次第。
物語ではないから、探検した先に出逢いがあるとは限りませんし。
ただ、ウイスキーラバーの感想を聞いてみたいのはリンクウッドですね。
うん。面白いです。
しかし改めて、店主も試飲されていないボトルが数日で売り切れるというのは、
お店と店長がいかに好かれているかの証左ですね。
これからも宜しくお願い致します。