ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ベンネヴィス 22年 1996 Whom? Whose? ラダー

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ラベル情報:

BEN NEVIS

Aged 22 Years old

Distilled 1996

Bottled 2019

Cask Type Hogshead ※販売サイトより

Cask Number 1608 ※販売サイトより

51.1%

Whom? Whose?

ART SESSION

RUDDER

 

香り:焦げた木香、落ち着いたオレンジ。ミルキーかつスパイシー。

味わい:フレッシュなオレンジ。シロップ。甘みの中に強めのスパイス。余韻には木の甘みが長く続く。

好み:★7 79

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:フルボディのシャルドネ、ハチミツ、オレンジやみかん、柑橘の皮、ふんだんなクエン酸系フルーツの香り、奥からフルーツサラダ、ハーブやセージ。

味わい:グレープフルーツ、キウイフルーツからイチゴのヨーグルト、フレッシュな桃、アプリコット、グアヴァ、パッションフルーツ。溌剌とした酸のあるフルーツから優しい甘みのあるフルーツに変化する。

フィニッシュ:心地よいバニラの甘み、紅茶のタンニン、生姜、オールスパイス、新木系のスパイスが優しく長く続く。

コメント:程よく熟した沢山のフルーツの香味とその変化に加え、ワイニーでフローラルなアクセント、フィニッシュに心地よく残るスパイスとタンニン。フルーティー一辺倒ではない、バランスと展開が楽しめるひとつ大人なベンネヴィス。

 

 

反芻:やっぱり表現豊かだなぁと。

自分にはここまで多彩なニュアンスを拾うことは出来ませんでした。フルーティで美味しいという程度。

“フルーツサラダ” なんてテイスティングコメントで初めて見ましたよ。

これらを頭に入れながら、また飲んでみたいと思います。

 

 

雑感:期待通りの96ベンネヴィス。

小樽の BAR BOTA さんのおかげで、96ベンネヴィスをいくつか経験させていただいて。

どれもフルーティで美味しくケミカルな印象があります。ティーリングのハイグレード品と共通しているものがあるイメージです。

 

こちらのボトルもそのイメージにそぐわず、フルーツ感の良い美味しいベンネヴィス。

 

 

正直に言うと今回の自分は複雑みを拾うことはできませんでしたが、それはそれとして美味しいボトルでした。

また味わいたいです。