ラベル情報:
Westport
BLENDED MALT SCOTCH WHISKY
AGED 19 YEARS
Distilled 1995
Bottled 2014
Matured in Hogshead Casks
46%
STRICTLY LIMITED
CARN MOR
MORRISON & MACKAY
香り:オレンジピール、白胡椒、スパイシー。木の枝、灰。焼き菓子、バタースコッチやビスケットのよう。蜜蝋、微かにジンジャーハニーティ。
味わい:とろりとしている。薄いオレンジピール、蜜蝋。蜂蜜。枯れた芝生、スパイシー、木の皮、クリーミー。生食パン。
好み:★7 72
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香りは甘いバニラ、キャラメル、ワッフルの後から、オレンジの皮のワックス、古い木、アガベのような青臭さが出てきます。
口当たりはミルキーで、味はバニラアイスとキャラメルコーンを一緒に食べたようです。さらにミルクチョコ、アプリコット、ミント、シトラス、アガベ、ホワイトペッパーへと発展し、非常に複雑で起承転結のある味わい深いウイスキーとなっています。
※通販サイトより
反芻:ほとんど拾えていないですね。
“青臭さ” には にやりとしました。あります。“ワックス” にも納得です。
“バニラアイスとキャラメルコーンを一緒に食べたよう” は言い得て妙。クリーミーではなく、“ミルキー” か。ここは表現の勉強しがいのあるところ。
雑感:ストレートでも美味しいよグレンモーレンジ。
個人的にグレンモーレンジというと、オレンジハイボールのイメージが強く、そのせいで少し舐めているところがあって。
反省しました。
美味しいです。
オレンジ感とクリーミー? ミルキー?、かつスパイシー。
度数もほど良くて。
良い経験になりました。
追記(21/09/22):
香り:フレッシュなオレンジ、その青臭さ。蜂蜜のヒント。シロップ、シナモン、シダ植物。僅かな溶剤感。
味わい:とろりとした甘み。オレンジとその皮、バニラクリーム。シナモン、スパイシー。シロップ。生クリームのニュアンス、ミルキー。ミント、グラッシー。
好み:★7 72
反芻:過去よりオフィシャルのコメントに近くなったかな。
その良し悪しは分かりませんが。
青臭いといっても嫌なニュアンスではなく、果物の青さ。青パパイヤというと大げさでしょうか。
対照的に、味わいはとろりとして重たい感じ。反するようですが同時にスパイシーで。
雑感:以前も書いたのですが
モーレンジに期待を持っていなかった自分にとって、考えを改めさせられる1本でした。
今の自分には80年代の10年ボトルより美味しく感じました。
古きが良きとは限りませんね。
ごちそうさまでした。