ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ12

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ラベル情報:

LAPHROAIG

ISLAY SINGLE MALT SCOTCH WHISKY

batch 012

ORIGINAL CASK STRENGTH

AGED 10 YEARS

bottled FEB 20

alc, 60.1%

 

香り:ほんのりと潮風、黒い果実感。濡れた焚火。海藻、ドライアプリコット、林檎ジャム。海苔、一瞬の石鹸、メンソール。

味わい:塩水に浸した林檎、シャープな煙、バニラトーストと粗挽き胡椒。フレッシュな杏やマスカット、フルーツ仕立てのソース、イースト菌。最後に酸味が浮かんでくる。程良い収斂味を感じさせる余韻。

好み:★7 73

 

 

雑感:煙と、青い果実のようなボトル。

フルーティというのではなくて、イメージが青い果実みたいだなと。(伝わるのかな…)

 

収斂味のあるボトルって後を引いて良いですよね。評価には繋がりにくいとも思いますが。

 

 

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11と12の飲み比べ。

 

現時点で完成度が高いのは11ですね。

改めて、煙とフルーツ感のバランスが良いと感じました。

かと言って12が悪いわけではないです。若さを感じてこれはこれで良いと。

 

共通しているのは、将来が楽しみということ。

開いてくるとフルーツ感が前に出てくる予感があります。

とても楽しみです。

 

 

同じ10年、同じカスクストレングスなのに味わいが違う方向で面白く、貴重な経験になりました。

 

こういったものを掛け合わせてオフィシャルスタンダードが出来上がるのでしょうね。

旨いはずです。