ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ウィリアムソン(ラフロイグ) 6年 2011 信濃屋 デュワー・ラトレー

f:id:BOXBOXBOX:20200730010418j:plain

ラベル情報:

WILLIAMSON

BLENDED MALT SCOTCH WHISKY

AGED 6 YEARS

DATE DISTILLED 27.04.2011

DATE BOTTLED 30.11.2017

CASK TYPE Sherry Butt

CASK NUMBER 132

60.8%

SHINANOYA

A.D.RATTRAY

 

香り:ハイトーンな煙、潮風、泥炭。ココナッツや蜜柑、すりおろした林檎。煙草、煮干し。メンソールが余韻に。

味わい:全体的に潮と灰、熟した果実感がアクセントになっている印象。メンソール、海辺のバーベキュー。樽香、レーズンと杏、柑橘類。渋みとレモングラス。フルーツチョコレートも仄かに。度数の高さは力強さに繋がっており、飲みづらさはない。

好み:★7 71

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

【香り】牡蠣のスモーク、焚き火、泥炭の煙、煙草の灰、コルク、鉛筆削り、ヨードとフェノール樹脂の香り。

【味わい】口に含むと、甘い灰とコーヒー、ハーブリキュール、完熟トマトとオリーブ、燻香が強いベーコン。甘くビターな味わいから突如として塩辛い味わいに変化する。
【フィニッシュ】フィニッシュはアンチョビ、オレンジピール、ビターチョコレート、タール、非常に長く続く。
【コメント】6年熟成を超越したリッチなフレイバーと複雑な熟成感。ラフ○イグとシェリー樽熟成の相性の良さを感じさせてくれる納得のショートエイジ。

 

www.sakedori.com

 

反芻:香りにも味わいにもフルーツのニュアンスはない? “樹脂” にはなるほどと言う感じ。“ハーブリキュール” や “タール” もそうですね。

全体的に微妙にずれてるかな。。。

短熟でスモーキーな美味しいモルトです。好き。酸味のあるフルーツ感があると思うのですけど。

 

 

雑感:夏の涼しい夜にあう1本。

美味しいです。旅行に持っていきたくなります。

夏の旅行先で、地元の料理と地元の酒を飲んで、夜中に涼しい風の中でこれを飲めたら幸せだろうな。

 

 

中身はラフロイグティースプーンモルトです。

ウィリアムソンとは、1950~70年代にかけて蒸留所所長を務めたベッシー・ウィリアムソンが由来。この方、ラフロイグだけでなくスコッチの歴史上でも初めての女性所長であり、大改修を指揮し ラフロイグ中興の祖 とまで呼ばれ親しまれた人物です。

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200730022627j:plain

ウィリアムソン氏がモデルだそうです。

パワフルですよね。