ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラガヴーリン 16年 10年代流通

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ラベル情報:

LAGAVULIN

ISLAY SINGLE MALT SCOTCH WHISKY

AGED 16 YEARS

43%

 

香り:ハイトーンの樽香。バニラ、煙、正露丸。林檎のシロップ煮、トースト。メンソール。甘くも爽やかな香り。

味わい:暖かい獣臭。枯葉。一瞬の水っぽいニュアンス。林檎ジャム、煙、潮気。スパイスとバニラビーンズ、フルーツチョコレート。煙とフルーツが印象的なモルト。余韻は短くドライ。

好み:★7 72

 

 

雑感:具体的なものは浮かんでこないけどフルーティなモルト

獣臭と煙とフルーツ。フルーツを具体的に浮かべるのが難しいのですが、煙の中にフルーティさを確かに感じます。

癖もあって美味しいです。

 

 

 

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3種で飲み比べ。

 

フルーティというよりケミカルに近いのかな。難しいですが。

カスクストレングス加水を並べて飲むと、パワーの差に印象が持っていかれがちですね。上手く比較ができず経験不足を実感しました。

そんな中でも共通するのは豊かな煙。

 

ちなみに、

この流れで比べると、ダブルマチュアードの際に拾えず拍子抜けた糞のニュアンスが再び拾えてしまいました(汗。

単品で飲むと美味しかったのに。。。

 

 

この3本の中では、スタンダードな16年が一番好みです。

12年やダブルマチュアードの個性は認めつつも、必ずしも必要ではないよねという感じ。

改めてオフィシャルスタンダードが美味しいというのは、とても素晴らしい事だと思います。