ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラガヴーリン 12年 2015ボトル

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ラベル情報:

LAGAVULIN

LIMITED EDITION

ISLAY SINGLE MALT SCOTCH WHISKY

AGED 12 YEARS

BOTTELED IN 2015

56.8%

 

香り:フレッシュな麦芽感。草原。乾燥した牧草。アルコールの刺激。青林檎、火薬、メンソール。

味わい:潮気、苦味。針葉樹。瓜系に通じる青っぽさ、メロンの皮近く。焚火の残り火、灰。メンソール、消毒液、塩素。微かにミーティ。ケミカルな甘みがゆっくり残る。

好み:★6 65

 

 

雑感:鋭い印象の1本です。

毎年販売されている 12年 カスクストレングス のリミテッドエディション。

ラガヴーリンというと、自分は獣っぽさをイメージするのですが、その要素は薄いです。

12年ですが、青さや若々しさの印象が強く、ハイプルーフということもあり鋭く口蓋を刺激します。また、樽由来の要素も拾えません。

ただニューポッティかというと全くそうではなく、不思議な味わいです。

でも鋭い印象なのは本当。

 

ロックにすると豊かな煙を愉しめます。オススメ

 

 

 

ラガヴーリン

上記情報からは省いてしまいましたが、ラベルには PORT ELLEN の表記があります。

おそらく、ポートエレン精麦所のモルトを使用しているからと思いますが、他のアイラ等蒸留所のボトルにはこんな表記ありません。(よね?)

となると、単純に住所の話なのでしょうか??

 

個人的にはスモーキーなボトルというと、ラフロイグではなくラガヴーリンが浮かんできます。

オフィシャルスタンダードが16年という長さもあって。好きな蒸留所です。