ラベル情報:
Nature of Shinshu - Shinanotanpopo -
Single Malt Japanese Whisky
MARS SHINSHU DISTILLERY
52%
香り:シェリー樽香、チョコレート、枝付きレーズン。チョーク、濡れた草。和梨、ナッツ、麦芽感。仄かにピート。アルコールが鼻腔をくすぐる。
味わい:ナッティかつフルーティ。胡桃。枝付きレーズン、薄くビターチョコレート、杏、熟した林檎。渋みと酸味、タンニン、微かに灰っぽさ。シェリー樽香とやや荒い後味。
好み:★6 68
雑感:荒さと複雑さが同居したボトル。
マルス信州蒸留所のネイチャーオブ信州シリーズ第三弾になります。ラベルの絵は植物精密画家・野村陽子さんの信濃蒲公英。(以前のものは竜胆と小彼岸桜になります)
中身は、バーボンバレルとアメリカンホワイトオークの新樽で熟成された若いモルト原酒を主体に、シェリーカスクで20年以上熟成されたモルト原酒がヴァッティングされたモルトとのこと。
実際その通り、優しいシェリー樽由来の良いところとナッティさ、荒さとも受け取れるフレッシュ感が面白いです。
ロックにすると古びた家具、ビターチョコレートが出てきます。ストレートよりも良いかも。
それこそ長野の家庭で、ウイスキー好きな人がロックでゆっくり飲まれることをイメージされたブランドなのかなと推察しました。
ちなみに購入当時は長野県内のイオンのリカーコーナーで普通に売っていました。
地元で買えるように購買路を確保される企業姿勢はとても好みです。