ラベル情報:
CLADACH
BLENDED MALT SCOTCH WHISKY
A UNIQUE blend of MALTS from six RENOWNED COASTAL DISTILLERIES
BOTTILED IN 2018
57.1%
香り:潮の香り、モルトの甘み。桃、バニラ、乳酸菌、消毒液。黒胡椒。
味わい:オイリー、バニラ、杏。ビスケット。強い潮気、スパイス、ヨード、消えかけの焚火。
好み:★7 75
【オフィシャルのテイスティングノート】
香り:黒胡椒の土台にワインのような風味。ソフトな海潮、砂浜、海藻、ニス。すぐに芳醇な香りが開いてきて蜂蜜とレモンとフルーツケーキ。
味わい:スタートは少し甘めだが、そのあと塩味とフルーティーでオイリーなノート。スモーキーな暖かみに柑橘と蜂蜜の濃厚さ。
反芻:香りの後半部は全然拾えてないですね。味わいの 甘みから塩味の変化はその通りと感じます。改めて探すと、レモン等のフルーツさもありました。塩味の下に隠れているような、そんなイメージです。潮のインパクトに気を取られて探せなかったのかな。良い経験になりました。
時間を置くとフルーティさが大きくなります。面白い
雑感:クラダックとはゲール語で海岸線。
ディアジオ社所有の沿岸部に位置する6か所の蒸留所(インチガワー、クライヌリッシュ、タリスカー、オーバン、ラガヴーリン、カリラ)のブレンデッドモルトです。
復刻されたタリスカー8年と同発売になります。
やはり世はシングルモルト時代なのでしょうか。Amazonで普通に買えました。
ですが美味しいです。
海岸線というテーマだからかな、潮気のインパクトが大きいブレンデッドモルトです。その上で記事を書いている途中、潮を迎えに行くつもりでグラスを傾けると開いたフルーティさに驚きました。時間経過による変化が如実ですね。面白い。
試しにロックにしたら、かなり甘くなります。ドライアプリコット、ミルク、カスタードクリーム。
個人的にはストレートの方が好きです。
追記(22/12/16):
フィニッシュにむけて記録を残しておきます。
香り:潮気、バニラ、軽やかな樽香。スパイシー。血液。レモンピール、オレンジピール。メンソール。
味わい:甘い樽香、バニラ、オレンジ、クローブと胡椒。スモーキーな苦み。薄めたハニーマスタード。ソルティ。シェービングフォーム。
複数種の樽が浮かんでくる。
好み:★7 73
反芻:過去の自分よりも、オフィシャルのコメントに近いようです。
今回は成長しているからとプラスに考えます。
ちなみに、過去の自分が試していたロックをやってみましたが、
今の自分もストレートの方が好みでした。
ドライアプリコット、そしてミルク。
甘くて美味しい。
甘くて美味しいのだけど。
そんな印象。
ここにグレーンが含まれていたら…!
そう思った自分に驚きました。
10年後15年後を生きる人からすると伝説となっているかもしれない
ふと思いました。
カタログデータには期待感溢れるものがありますよね。
開封せずに残しておいたらどうなったかな…
切りがない話ですが