ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

竹鶴 21年

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ラベル情報:

竹鶴

PURE MALT

21 YEARS OLD

43%alc.

 

香り:カラメル、バニラ、ビスケット、モルトの香味。ライチ、杏。

味わい:やわらかくスモーキー。キャラメリゼしたナッツ、バナナ、バニラが微かに。穀物の甘み、トースト。葡萄、タンニン、紅茶。雨の森、濡れた木香と白い花。

好み:★7 79

 

 

雑感:2020年1月に終売が発表されたボトルです。同時に17年、25年も終売となり、NAがリニューアル。エイジものの竹鶴はなくなってしまいました。

もともと店頭で出会えることはなかったので自分にはマイナスはないのですが、残念だとは思います。

竹鶴ノートが書かれてから100年。食後に味わえるウイスキー竹鶴政孝氏の求めたものではないかと受け取ったもので、NAでそれが叶うのかなと。

 

 

そんないちファンの勝手な杞憂は置いておいて

こちら、フルーティで樽香が美味しいボトルです。そして、それを活かしているのはやわらかいスモーキーさ。スモーキーさが奥行きと後を引く魅力を加えているように感じました。お汁粉に塩のように。

 

飲みながら書きながらで時間が経つと、より味わいが開いてきました。

樽の熟成感、林檎が印象的。

美味しいです。