ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

響 21年

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ラベル情報:

21 Years Old

43%

原材料 モルト、グレーン

 

香り:甘く華やか。ハイトーンの木香、フローラル。マーマレード、レーズン、べっこう飴。すだち、ミント、若葉。土の香りも

味わい:やわらかく美味しい。落ち着いた樽香。ドライオレンジ、煮詰めたリンゴ、ビスケット。燃え尽きた焚火。柿、マスカット。終始低いところに樽香が漂い、最後に生木の枝を折った時のような爽やかな香りが現れる。

好み:★8 86

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

きわめてフルーティーで甘美な、花を想わせる熟成香。口当たりは、なめらか。21年ものならではの重厚なコシ、気品のあるコク。奥ゆきのある余韻の長いアフターテイスト。

香り:レーズン、杏、イチゴジャム、バニラ

味わい:ビスケット、トフィー、甘酸っぱさ、スパイシー

余韻:熟した果実香、心地よく長い余韻

 

www.suntory.co.jp

 

反芻:“花を想わせる熟成香” “熟した果実香”。まさにその通りの味わい。甘酸っぱいフルーツのイメージが挙がっているようなので、方向はおおよそ合っているかと。(自分はすだちや柿も感じたのでそれはそれでアリと判断)

重層感があって美味しいです。エステリー、ウッディという言葉も浮かぶ。

 

 

雑感:高くとも1本手元にあれば、自由に愉しむ贅沢を味わえる。

高いですけどね。

ストレート、微加水、ロック、色々と愉しめるのは手元にあるからこそと思います。おかわりが出来るのも、ボトルの水面が減っていくのを楽しめるのもそうですね。

加水するにつれ、プラムの甘酸っぱさや焦げた木の香りが現れました。

流石のボトルです。

 

 

前回のローヤルとの飲み比べ。

比べると、響の方が高音、ローヤルは低音音の印象です。

おそらくモルトの種類が違うと感じました。甘さのニュアンス・暖かさが違います。

響はフルーティに、ローヤルはフローラルによっていて。

樽の印象は響の方が強いです。

 

 

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贅沢な飲み比べ。

 

ゆっくり飲みたいけどすいすい進みます。

美味しいブレンデッドって美味しいですね。

 

 

竹鶴とも比べてみようかな。