ラベル情報:
TALISKER
SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
isle of skye SCOTLAND
AGED 10 YESRS
45.8%
香り:胡椒、ドライオレンジ、潮や海藻。それらがふっと抜けるとヨード香が残る。
味わい:甘く、スパイシー。なめらかな印象。ヨードとドライオレンジ、杏。薄めた出汁。どこかモルトの甘さ。スパイスがぱっと開き、海水や海藻が余韻に。明るいイメージ
好み:★7 72
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:ほのかな海水の塩、生ガキそして柑橘系の甘みを感じさせる、力強いピートのスモーキーな香り
味わい:煙るようなスモーキーさと力強いモルトの香味を伴う、豊かなドライフルーツの甘み。温かく、情熱的。のどの奥にペッパーの香りを感じる
フィニッシュ:食欲をそそる甘みを伴った、広大な、長く温かいペッパーを伴うフィニッシュ。
反芻:オフィシャルコメントにある “ピートや煙、スモーキーな香り” は感じ取れず。生ガキと評される部分と併せて、自分はヨード香と受け取ったのかな。
改めて飲むと、スパイスの後に煙のそれはありました。ただ、海水や海藻(色気のない言い方をすると生っぽさ)に引っ張られて見失いがち。
アメリカンオークのリフィル樽で熟成。
オレンジ(柑橘系)の甘さとスパイシーさが印象的なボトル。
雑感:タリスカー。自分がウイスキーの深みにハマるきっかけとなったブランドです。
オフィシャルで様々なボトルを出してくれていることが初心者にはとっつきやすく、同じブランドなのにそれぞれの味わいの違いに驚き、飲み比べにハマっていったことをよく覚えています。
思えば飲みはじめの頃は、ボトラーズというウイスキー独特の文化をうまく理解・納得できなかったんですよね。(例えば日本酒で、蔵の名前を残したまま他の会社が発売するってあるのかな? もしくは、獺祭と〆張鶴を独自にブレンドして発売とか)
そんなでしたので、オフィシャルなら間違いないだろうと色々手を伸ばしました。そこから沼に。。。
タリスカー10年といえば燻製胡椒を振りかけるスパイシーハイボールで有名ですが、個人的には山椒を効かせたしびれハイボールが好きです。美味しい
追記 (20/04/30):
香り:落ち着いたドライオレンジ、スパイシー、海藻。濡れた落ち葉、烏龍茶。甘みを伴ったヨード香が僅かに。
味わい:甘く、スパイシー。オイリーでなめらか。のど飴、薬草。潮の香り、マーマレード、杏。モルティな甘さの後にスパイス、黒胡椒。ヨード香を漂わせて。
好み:★7 72
雑感:ディスティラーズエディションを飲んだ後に改めて整理した感想。
おおよそ前回と同じ。烏龍茶やのど飴を前回どう受け取っていたのかは不明。
記録に残して更新できているのは良いこと。
ただ、今回もスモーキーとは表現してないw まぁ今の自分の拾い方はこれなのかな。
追記(21/10/29):
※ブラインドテイスティングでの記録。
香り:ライトにピーティ、潮風。ベリー系のフルーツ。土の印象。洋梨、スパイス。メンソール。
味わい:ベリー、林檎、焦げた草。癖のある潮風、青唐辛子のようなスパイス。麦芽の甘みが顔を覗かせて。余韻には烏龍茶。
予想:タリスカー
反芻:判断した流れについて
香りで最初に感じたのはピーティ、そして結構な塩っぱさ。また、ベリー系のフルーツもファーストアタックにいて。
口に含むと、ベリーや林檎の甘酸っぱさの後に、スモーク。そして潮気。癖のある潮風は、自分が普段 海藻 と表現しているそれです。(そういった浮かんでくる表現も前情報ありきなのかもと感じます)
タリスカーではないかと最初に感じたのは、潮気と潮風の癖の感じ、そして麦芽の甘みのニュアンス。
大きいのは余韻にあった烏龍茶。これは…!となりました。
香りのメンソールは、グラスで少し遊ばせていたらふっと浮かんできたもの。
先の烏龍茶と併せて、タリスカーだと判断しました。
ブラインドテイスティング、結構面白いです。
テイスティング中の五里霧中感とか、オープンテイスティングとの差異とか
良い経験になりました。
今後も、記録は残していきます。外れてもw
追記(21/12/03):
昨今のプラスチック削減ブームにより、ラベルデザインが変更されました。
(https://talisker-online.jp/news/news20211124/detail.pdf)
このラベルも旧ラベルと呼ばれる時代が来るのですね。
本日のオフィシャルスタンダードは明日のオールドボトル。
改めて今の味わいを記憶しておきたくなりました。
追記(22/04/26):
ブラインドテイスティングにて
香り:潮気とピート、甘い香り。ベリーっぽさがあり、メンソールも。柑橘系。
味わい:甘く、まったりとしている。潮気、ライム。柑橘系、メンソール。ぬるい焼き林檎。
予想:カリラ
反芻:判断の流れ
ひと嗅ぎめでタリスカーかと思ったのですが、嗅いでいるうちにピーティ過ぎる気がしてきて、アイラか?となりました。
そうすると途端に柑橘系の香りが大きく感じられて、カリラが候補に。
その2択で悩んだまま口に含むと、
余韻に感じる烏龍茶のようなニュアンス(自分にとってのタリスカーの目印)を拾うことが出来ず。
よし、カリラだ!と結論付けました。
ハズレです。
ハズレですけど、
順序立てて判断していくことはできたので、良しです。(自分を褒めていくスタイル)